■おすすめサイト

全国の塾のブログを都道府県別に検索することができます

塾ブログ検索サイト 塾長・塾講師のブログを紹介しています。】

■窓あきシート教材販売サイト

窓あきシート教材購入希望の方はこちらへどうぞ。

桂川教育研究所のウェブショップ
窓あきシートどっとコム

■プロフィール

新しい窓1113

Author:新しい窓1113
特許になった「窓あきシート」を中心とした教材を使いながら小学生を教えています。「窓あきシート」を使っての学習法やその他の勉強法、教育問題、父子家庭の子育てを中心に書いています。

■カテゴリー
■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■FC2カウンター

■FC2ブログランキング
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
キレる子供たち9 キレる子供たちの情緒的特徴1
前回、戦後の少年非行は3期に分けられ、非行に走る子供たちの意識はそれぞれ違うと書きました。
これについては、以下のサイトが詳しいです。
小原克博On Line「少年非行――戦後から現代へ」(抜粋)

・戦後(1945年から1964年)
 戦後の社会的混乱と絶対的貧困、その混乱と飢えを背景にした「生存」のための非行

・高度経済成長期(1964年から1988年)
 豊かさを装い真綿のように締め付けてくる抑圧状況への「反抗」からくる非行。被害対象が社会、集団、さらには自分をも含めた個人というように定まっていた。

・現在(1988年以降)
 88年以降現在まで少年を非行へと向かわせる主な原因は「衝動」であり、その衝動を生み出す少年たち一人一人の様々な「心」の深部にあると見なければならない。「自己保存を至上とする内向的な衝動的感性」に突き動かされ、結果として短絡的で衝動的に非行へと向かうのだ。



このような質の違いを、現在の子供たちの意識上の特徴から見ていきます。
そのために、いくつかの資料を集めました。


(1)「突発性攻撃的行動及び衝動」を示す子どもの発達過程に関する研究(概要)
国立教育政策研究所  平成14年

研究結果の概要
「キレた」子どもの性格的傾向の分類
 ① 耐性が欠けていることが認められる性格的傾向(「耐性欠如型」)、
 ② 攻撃性が認められる性格的傾向(「攻撃型」)
 ③ 不満を抱え込んでいることが認められる性格的傾向(「不満型」)に分類できる。

・「キレた」子どもの性別は、男子が87.8%、女子が12.2%
・性格的傾向の分類の中で、
  最も事例の多かったのは「耐性欠如型(70.3%)」で
  少なかったのは「不満型(30.1%)」であった。
・性格的傾向の男女差
 「耐性欠如型」と「攻撃型」は男子に多い傾向が見られ、
 「不満型」は女子にやや多い傾向が見られた。



(2)「児童生徒のキレやすさ関わる実態調査の分析」H17 山梨県教育委員会

①児童生徒のキレやすさには、
 ・情緒的要因の「不安・悩み・疲労感」が最も影響力を持つことと、
 ・「不安・悩み・疲労感」に最も影響を与えるものは「学校満足感」である。

②キレる・キレやすくなる要因
 ・子供は傷つきや失敗の経験のないまま成長してしまう。
  その耐性に乏しいため強く驚き深く傷つく。
  周りから見れば些細な失敗でも、ものすごい屈辱のように感じて、
  とても大きな失敗としてとらえてしまい、心的ダメージが大きい。
  それを防御するためにキレてしまう。

 ・自分に対する不確実感、不確定感
  過保護、お膳立てしてくれるレールにのった生活から自立する時期になったとき、
  どうしてよいか分からなくなる。
  そこから大きな不安を持つ。また、自分自身の存在を確認できない苛立ちを持つ

 ・家庭環境
  ・暴力を受けた→暴力が1つのコミュニケーションツール
  ・親がよい面だけしか見てくれないので、悪い面を隠すストレス
  ・コミュニケーション不足

③「キレる」ことによる児童生徒の利点
 ・存在確認ができる:一時的にせよ、家族や両親を支配できる(自己顕示欲)
 ・共生関係:乳児期のように母親を従属させることができる



(3)麻布台教育研究所「今子供たちの心の中では」(キレた小中学生の意識調査、2005年)

①「自分が好きではない」と回答したのは
  小学生が男子23%、女子31%。
  中学生は男子50%、女子63%で、
  中学生の半数以上が自己肯定感を持てないでいることがうかがえた。

②「疲れる」と思うことがある子供は、
  小学生が男子67%、女子70%、
  中学生は男子66%で女子は87%だった。

③「自分はいつかキレてしまうかも」と思ったことがあるのは
  小学生が男子50%、女子が54%、
  中学生は男子36%、女子が54%だった。

女子小学生で「疲れる」と「キレるかも」と答えた児童の関係をみると、
「とても疲れる」と答えた子供の70%が「キレるかも」と答え、
逆に「全然疲れない」という子供は38%。
こうした傾向は小中学生共通で、疲労感を持つ子供ほど「キレるかも」と自覚する割合が高かった。

また、自己肯定感とその他の回答との関係では、小中学生共通して、自分を肯定的にとらえている子供ほど、そうでない子供に比べ、「目標を持っている」「自分には良いところがある」「自分はクラスの中で役に立っている」「家庭内で助け合っている」などの質問への回答が高い傾向がうかがえた。(「子供の意識調査」


(4)麻布台教育研究所「子供たちの人とのかかわりに関する意識調査」(2004年)
①「夢や将来について友達と話題にするか」→「しない」
  小学生が男子77・1%、女子は68・2%。
  中学生では男子が79%、女子は75・8%を占めた。

②「本気でけんかするか」には、
  小学生は男女とも76%程度が「しない」。
  中学男子では90・7%、女子も80・3%。
  「なるべくけんかしないよう気を使う」は小中学生男女とも5割を超えた。

③「友達がきまりを守らないと注意するか」→「する」
  小学生で男子4割、女子が5割あるのに対して、
  中学生では男子21・5%、女子で25・8%とほぼ半減。
  男子より女子が高く、学年が上がると急減する傾向がみられた。

④「自分はクラスの役に立っていると思うか」→「思う」
  男女とも小学生で2割余り、中学生は1割余にとどまった。

                   

資料しか出せませんでしたが、長くなりましたので、今日はここまでにします。

皆様のお役に立てることを願っています。

「窓あきシート」は特許を申請していますが、皆様のご家庭で使用する範囲では制限しません。
商用使用をお考えの場合はご相談下さい。

窓あきシートが子供たちと地球の環境の役に立つと思っていただけましたら、
ポチッと1押しのご協力をお願いします。

20060822163614.gif
ご面倒ですが、こちらもお願いします。
にほんブログ村 教育ブログへ
60進法に興味がある人はこちら→亀井喜久男HP
スポンサーサイト


キレる子どもたち | 17:53:58 | トラックバック(0) | コメント(4)
コメント
いつもためになります(^^ゞ

IQより、EQですね。
四則演算、最低限な漢字とかは、下地として、
勉強は、一生続くもの。
やる気があれば、合流できるけど、
心の育成は、その時限り。そう思います。
良くも悪くも、その時々、ぶつかって、向き合って行こう。
そう思います。
2006-10-12 木 23:45:28 | URL | マー [編集]
マーさん
ありがとうございます。私も以前にまして心の問題が気になるようになってきました。これを書き始めてから、少し子どもとのふれあいに気をつけるようになりました。でも、まだまだ闇の中です。母親の事もありますしね。難しいけどがんばります。
2006-10-13 金 11:36:26 | URL | 新しい窓1113 [編集]
キレるの誤用
子供が乱用する「キレる」。これは日常の一切合財を失って全てのものと縁が切れる、2度と元の関係には戻れない意味なのだと、正しく理解させる必要があると思うのです。もっとも昨今のマスコミが連発する「号泣」のほろりを見るとやはり大人が先なのかもしれませんが...。
2006-10-13 金 15:54:56 | URL | 翻訳トラの穴っ! [編集]
翻訳トラの穴っ!さん
ほんとですね。一度怒りを爆発させたら、もう2度と前の世界は戻ってこないんですよね。だけど、その先を考える力がないのかな?それとも、それを忘れるほど衝動が強いのかな?だとしたら、怖いですね。あっ、「翻訳トラの穴っ!」さんの今日の記事、明日使わせてくださいね。
2006-10-13 金 16:23:22 | URL | 新しい窓1113 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。